ケミカル右ストレート

足の親指が痛い。きっと爪の切り方が悪いせいなのだろう。大抵、爪が肉に食い込む。この間、あまりに痛いので手術を行った(主治医は俺)。ラジオペンチ、千枚通し、ニッパー、精密ドライバーなどを用意し、ライターの火で炙って消毒。いざ、オペ開始。

とりあえず食い込んでいるお肉をこじ開ける作業。これが猛烈に痛い。ニッパーで当たりを探り、えぐりこんでパチン。だけど、なんだか様子がおかしい。一向に痛みが抜けない。いつもならここで痛みがすぅーと引いて幸せな気持ちになるのだが、その幸せはどこへやら。いつまでもズキズキと痛む。注意深く患部を見てみる。異変に気がつくまで時間がかかったが、ようやく理解した。爪が内側に巻いているのだ。それはほんの1mm程度であるが、確実に肉に食い込んでいる爪の側面。構造を理解し、精密ドライバーで押し開き、ニッパーでパチン、ラジオペンチですくいあげた。
ほんのりと訪れる幸せな瞬間。快感です。

とはいえ、爪の側面が食い込むことなんて初めてだった。ついでに調べてみようと検索をかけました。
出てきましたよ。進行するとなかなか恐ろしい病気です。

http://tamamed.web.infoseek.co.jp/dr-m/j_itn.html

特に、巻き爪は、「どこをどう間違ったらそうなるの?」という画像が出てきます。
皆さん、爪の手入れは間違いないように。